寒くなるにつれ、最盛期を迎えます。
熊野灘で水揚げされるさんまをご存じですか?
脂肪分が少なくあっさりとした味が特徴で、「秋の味覚」で
知られる脂肪分の多いさんまとは、全く違った味を楽しむことができます。
北の海で獲れるさんまは、10〜20%と脂肪をたっぷり含んでいますが、
南下を続けるうちに脂肪は徐々に減少。
紀州沖で獲れる頃には産卵を終えるため、脂肪分は5%ほどと
最盛期に比べ、ぐっと少なくなっています。
スリムに乾く丸干しは、脂肪分が少ない熊野灘のさんまだからこそ!
漁期は10月20日〜4月30日
寒い時期だけのごちそうです。
長栄丸 船長の 濱中一茂 です。 私は今まで家庭で作る丸干ししか、口にしたことがありません。 ある時、いつも食べている味が販売されていないことを知りました。 このことはさんま漁船の船長である私にとって、とても残念なことであり 「私たちがいつも食べている味を、一人でも多くの方に知ってほしい」 との思いから、網元直送という漁獲〜鮮度保持〜手づくり加工〜発送、 すべてを一貫して行う形になりました。 |
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自分たちが実際に食べて味見をして納得のいく味でないと販売しません。 私たちが小さい頃から慣れ親しんできた 「漁師の家で作る さんまの丸干し」をご賞味ください。 製造工程はすべて手作業で行うため、大量生産できません。 また冷凍庫・乾燥機等は一切使用しないため、水揚げ・天候等により ご希望に添えない場合があることをご了承ください。 |
遊木町のさんま漁の歴史は古く、 昔は網に刺さったさんまを一本一本手で抜く 「刺し網」という漁法でしたが、現在は仕事の効率を考え 「棒受け網漁」という漁法で漁獲しています。 そこで「質より量」か、「量より質」か、 各船の考えで品質が変わってくるのです。 |
夜明け前に漁獲したさんまが「朝漁れさんま」です。 |
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脂肪分が少ない熊野灘のさんまは、 冷たい潮風に吹かれ、スリムな状態に乾きます。 丸干しはそれぞれのさんまに含まれている 脂肪分、大きさ、天候、気温、風などによって 同じ製造工程でも一本一本違う味に仕上がります。 まさに自然の味です。 |
11月下旬 |
<脂肪分>
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やや多い
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<大きさ>
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やや大きめ
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<タイプ>
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やわらかめ
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<主に>
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ごはんのおかずとして
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寒くなるにつれ | ![]() |
・脂肪分は徐々に減少 |
・魚体もだんだん小さく |
2月 | <脂肪分> |
少ない
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<大きさ> |
小さめ
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<タイプ> |
かため
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<主に> |
お酒のおつまみとして
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1. 切らずに一本そのまま、きつね色になるよう焼いてください。 半分に切って焼くと、味が抜けてしまいます。 小さく硬い丸干しは、早く焼けるので焦がさないようご注意ください。 フライパン・ホットプレートで焼くと、お腹が割れる場合があります。 なるべく魚焼き・グリルで焼くことをお勧めします。 |
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保存上のご注意 ・必ず冷蔵または冷凍で保存してください。 ・冷凍したさんまを焼くときは、
解凍せず必ず凍ったまま焼いてください。・冷凍・冷蔵に関わらず、お早目にお召し上がりください。